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2002/12/16

毎日使うコンピューターですが、政府が「電子政府」構想を政策の基本に掲げてから、この業界の「次の商品」作りが急ピッチで行われている。コンピューターを動かす内部資源としてOSと呼ばれる基本ソフトはどうしても欠かせないプログラム。このOSをマイクロソフト社の「ウインドーズ」にしてなるものかと、「Linux(リナックス)」という愛称のOSが登場して久しくなります。このソフトの最大の特徴は、価格がタダなのです。無償で提供されるこの基本ソフト上でうごくプログラムの開発が、「次の商品」と言うことになります。マイクロソフト社もこの動きに危機感を抱き、急遽、「Windowsウインドーズ」のこれまで秘密とされていた中枢のほとんどを公開しました。プログラムはあくまでも基本ソフト上でしか動きません。つまり基本ソフトの選択を誤れば、「次の商品」戦略を誤ることになり、経営者の最重要選択です。「ファイナルアンサー?」